みんなが大変です。
写真は数日前に撮ったわが家の畑です。
雑草が生えているだけのさら地になっています。
9月にさつまいもと里芋をイノシシにやられてから何も植えていないからです。
被害にあった時、近所の農家さんに、
「この畑はもうダメだな。イノシシは、一度来たらまた来るから」
と教えられました。
作物が何もなくても土中のミミズを掘り起こしに来るのだそうです。
電気柵を張り巡らせば大丈夫らしいのですが、周囲を子供たちも散歩のワンちゃんも通るのでそれは出来ません。
どうしたものか悩んでいると今度は、畑の隅っこで死んでいる子供のイノシシを見つけてしまいました。
車に轢かれた後、わが家の畑に逃げ込んで絶えたようです。
農林水産省の職員が引き取りに来てくれたのですが、その時に、
「今回は『豚コレラ』の検査をするので持ち帰りますが、次回からはお宅さんで処分してもらうことになります」
と言い渡されました。
害獣と言えど、敷地内で死なれたら住人が片付けなければならないということです。
畑が生きがいの母に、
「畑はしばらくやめよう」
と言いました。
しぶしぶですが、
「しょうがないね」
と同意してくれました。
当分はプランターに種をまいて、野菜の成長を楽しんでもらうしかありません。
少し前、お店のお客様だったお米やさんの女社長から電話をもらいました。
会社を畳むそうです。
取引先の寿司屋と居酒屋が倒産してあおりを食ったようです。
借金が半端じゃないと笑っていました。
不仲になっていた『ママ友』からも電話がありました。
もう一人のママが脳梗塞で倒れたそうです。
車イスの生活になるかもしれないと心配していました。
女社長もママ友もこれからが大変です。
私の何倍も大変です。
イノシンごときでめげていられなくなりました。
ママ友が会いたがっているそうなので会いに行って来ます。